急行2号ワールド

いろいろします。

パニック障害との付き合い方

 

ここ2年くらいで培わざるを得なかった、パニック障害との付き合い方を書こうと思います。少しでも前向きに頑張ろうと考えている方のお役に立てれば幸いです。

(本項を読んだからといって症状が良くなるわけではないので、病気のことはお医者さんに相談しましょう。)

 

1.外出しない

初っ端からコレかい!という極端な感じなのですが、これが一番パニック障害の発作が起きない方法だと今も強く実感しています。

気圧とか、その日その日の体調とか気分とかに左右されやすいものなので、ちょっとでも不安を感じたら私はずーっと家に引きこもってます。今はスーパーでさえネットショッピングを活用できますし、活用できるものは活用させていただかないと自分の身が保ちません。

 

2.行ける場所をリストアップ

これはパニック障害を持つ多くの方が実践してるのではないでしょうか。とにかく「パニック障害が発症して以降、実際に行くことができ、なおかつ緊張しない(発作が起こりにくい)場所」をどんどんメモしていくのです。

 

私はコンビニのセブンイレブンがだめです。セブンのおやつが好きなくせに、セブンに行くとめまいが起こることがあります。他のコンビニと比べて人が多い、店内が暗いところが理由なのではないかと推測してます。

近所のスーパーもダメでした。こちらは店舗そのものが閉店してしまったので、もう行くことは二度とないので行ける場所リストから削除。

最近100均もダメになりつつあります。商品の陳列棚による閉塞感がダメっぽいです。

 

……と、こんなふうに、行けない場所はリストから除外しています。ダメなものはダメ、と割り切ることが肝心。

 

3.自分のテリトリーを確保する

 

これはつまり「自分が心身ともにくつろげる、ストレスのない空間を確保する」という意味です。私の場合、自室がこれに当たります。やっぱり自分の家サイコーだし、自分の枕が一番落ち着きます。

家ではなくとも、カフェや公園とか、どこでもいいです。とにかく心がリラックスできる場所があるだけで心の安定に繋がります。

 

はい、以上!

すぐに使える方法だけをまとめました。

 

 

ここからは私自身の、パニック障害になったきっかけなんかを綴ります。

体験談ですね。

 

 

私がパニック障害に陥ったのは平成26年、2014年のことでした。

就職先を辞め、転職したすぐのこと。そう、職場で起こったんですね。

 

そのとき勤め始めていた職場は文房具の販売店で、一般的な学校の教室を半分くらいにした広さの店内でした。人間が10人も来ればけっこう窮屈な、そんな広さ。

 

で、私がちょうど壁のはじっこに居たとき、団体のお客様がご来店されて、私はすぐに「あっ、行き場がない」と思いました。

 

次の瞬間、ひどいめまいに襲われ、やばい!と思い店長に告げてお手洗いへ逃亡。つまり閉塞感や圧迫感が原因だったのですね。

 

お手洗いにいたときは寒気がするし汗が止まらないし吐き気もするしで、正直「なんだこれ?」と思っていました。時期は8月だったので、熱中症?とも思いました。そのときはパニック障害のことについて何も知らなかったのです。

そのためこれがパニックだと理解できていなかったし、どうすればいいのかさっぱりでした。ひとまず立っていられず仕事にならなかったので、その日は早退することに。

 

帰り道、おそろしく「普通」でした。早退したことが本当に申し訳ないくらい普通に歩けていました。

 

きっと開放感のある外の街並みを歩けていたことが知らず知らずのうちに安心に繋がっていたのだと考えます。

 

あの気分はなんだったのかわからずにおり、多少は気が動転していましたが。

普通に戻ったとはいえ「なんだかよくわからない」ので、そのまま病院に行くことに。

普通に「パニック障害」だと言われました。

 

えーっ、私が!? と思いました。今までそんな気はなかったのでびっくりしました。

 

そこですぐに思ったのが、「また起こったらどうしよう」でした。

 

起こった場所が職場であるため、余計に重く感じました。

これがパニック障害の方によくある予期不安ですね。これは数年経った今でも抱える不安です。

 

考えついたら行動が早い私はすぐに職場を辞めました。

とにかくコワかったし、本能的に自分の身が可愛くなったのです。

 

正直に言います、自分が一番だいじです

 

でも、こういった考えってじつは馬鹿にできなくて、パニック障害の方にはきちんと持っておいてほしい考えです。いやほんとに。冗談抜きで。

 

じゃないとすぐに死にたくなります。「自分が行ける場所はどこにも無いんじゃないか」という考えに陥るのが最も危険だし、最もハマりやすい思考なのです。

私も以前は「私どこにも外出できない」と考えていました。

 

今でも「ひょっとしたら私ってどこにも行けないんじゃ」と思うことはありますが、そんなに重要視はしていません。

「私はべつにどこへでも行けるし、行ったっていい」、こう考えてます。それを踏まえたうえで「私が行く場所を私が選んでる」と考えています。

 

あなたはここへは行けないよ」と誰かに決められるわけではなく、「そこへは行かないと私が決める」、この違いです。

こう考えたほうがよほどプラス思考になれると最近気付きました。

 

しかし自分自身が決めた場所でも、やっぱりパニック障害は起こります。

だから気持ちをやわらげる薬は手放せないし、みんなが行けているところに行けないという事実に落ち込むことだってあります。

 

 

ちなみに先述の販売店を辞めてから1年くらい、仕事はしていませんでした。貯金切り崩しながら生活していました。

その間コンペで東京に行ったり、友達と二泊三日の旅行に行ったりしたことはすっごく勇気を出した外出です。結果無事でした。遠出した先でパニックにならなかったことは奇跡だったなあと思いますが、もうそんな無理はしないほうが自他ともに迷惑がかからないなあというのが本音でもあります。(最近またパニックになって友人に迷惑をかけたので)

 

それからはなんやかんやあって転職を2回し、現在は自宅療養もかねて在宅でパソコンをポチポチしてます。

これはフリーランスという働き方になるので、自分の体調を優先して仕事ができることに多少なりとも安堵しています。ただ収入は安定しないので他人にはおすすめしづらいです。

 

体を外の世界に慣らすため、ほぼ毎日外出はしています。

友達と遊びに行ったりもしています。理解してくれてる友人には感謝です。ほんとに。

すっごく自分のペースで生きてる感はんぱないですが、これでいいや、と思えるようになりました。

 

と、こんなふうに、私みたいに(自由すぎる)生き方というか、日々の過ごし方があるんだよ、というご紹介でした。

皆さん無理はしちゃだめです。

終わります。