急行2号ワールド

いろいろします。

カタルシス

あなたの命のいただきかた~亡国王子の復讐譚~について、某所でいただいたとき、「主人公を落としてさらに落としてる」といったコメントが目に留まりました。

 

ちなみに作中では、主人公がヒロインの怪我をなおすために自分の左目を犠牲にする(文中では薬を買う代価として書きました)という展開になっており、そこからさらに自分の魔力(魔法を使うためのエネルギー)を取り戻すには実母を食べなければならない、としています。

先述の「落とす」とは、たぶんこのあたりのことを言われたのではないかと推測。絶望、みたいなニュアンスですね、おそらく。

 

個人的には、人殺しという褒められない行為をこれからする予定なのであれば、それらの(主人公にとっての)損は受けても当然というか、因果応報ではありませんが、私の中で〝殺し=なんらかのマイナスな報いを受けるべき〟と考えていたためにそうした展開にしました。

 

しかしここで思うのです。

主人公が主人公であるからには、終盤ではなにかしらの〝プラス〟を得なければいけないんじゃないか、ということを。

俗に言う〝カタルシス〟というやつですね。それを読者に示さなければ、いくら主人公が悩んでも無駄になってしまうのでは……?

このままだと主人公はイヤ~な報いを受けてばっかりです。それは否めませんし、あえてそうしている感もあります。そう、それらイヤ~な報いをなんらかの手段によって浄化、あるいはトントンにしなければいけないのでは……?っていうか読者は絶対的にそれを求めてるんでは……?

 

いや、なにも考えていないわけじゃあないんです。

だって復讐、成功するもん。

それは間違いなく成功します。復讐を謳っておいて何も達成しないんじゃあ話になりません。

だが、だ。

問題なのは、私(書き手)は復讐成功をカタルシス(主人公への物語に置ける報酬)と位置付けていますが、読者はそれで納得するのか、というところ。そこが目下の問題点です。

 

どうなんだー!?大丈夫かなこれ。

とたんに弱気になってしまいますが、いやでも、まあ、それは書き終わったあとに悩めばいい……か?

 

あ、そうそう、ほかにも「感情的に動きすぎ」や「主人公の自己犠牲が気になる」などといったご意見もいただきました。まったくもってそのとおりだと思わざるを得ません。とくに感情的になりやすい点はじゅうぶんに気を付けたい所存です。

 

今は中盤のプロットをもとに書いているところです。しかし集中の糸がプッツリと切れてしまったように文章が書き進みません。ちょっと困ってます。

終わり。