ドットの世界が美しい「マジョのシマ」プレイ感想

ココソラさんから配信中のゲーム「マジョのシマ」のプレイ感想です。

攻略記事ではありません。

ネタバレ含みます。

 

 

ある夜、島を支配する魔女から「魔女の壺を探せ」と言われ、探せなければ死んでしまうという呪いをかけられた主人公(いま思えばとんだ理不尽)。

時間制限つきで魔女の壺のために島じゅうを探索する、それがこのゲームの大筋。

 

 
主人公を操作し、道中、さまざまなアイテムや魔女にまつわる記述を入手していき、最後は魔女と対峙する……というアドベンチャーゲーム、ダウンロードしようと思った決め手は「ドット絵」でした。

このマジョのシマ、キャラクターから文字にいたるまでドットなのです。

ほの暗い世界がなんとも魅力的に思え、ダウンロード後ちまちまプレイしていました。

 

感想としては「おもしろい」です。この一言に尽きる。

また、「むずかしい」です。これは操作面にも、謎解きにも言えることです。

 

まず「むずかしい」から触れていきますね。

 

プレイ中、画面は島全体および街並みを映しているため、人やアイテムはどうしても小さくなってしまい、そういった細かなところをタップする必要に迫られる場面では、スマホだとちょっとやりにくかったです。

(PC版もあるようですので、お持ちの方はPCがいいかも)

 

あと、主人公が行きたい方向に指をスライドさせる……のではなく、目的地をタップすることによって主人公がそこを目指して移動を開始するという仕様のため、そうした操作になれていないせいか余計むずかしく感じてしまいました。

慣れれば問題ない。

 

そして謎解き。

これについてはしかたない、だってアドベンチャーゲームなんだもの……と半ば諦めつついちおうクリアできました。根気があれば問題ない

また、一度クリアさえすれば二周目以降はヒントを閲覧できるようになりますので、とにかく一回クリアを目標に頑張れば大丈夫だと思います。

 

そう、言い忘れていましたがこのマジョのシマ、エンディングが分岐します

分岐するのです。

 

 

次、おもしろかった点について。

 

・ストーリーがいい

・音楽がいい

・ドット絵による雰囲気がいい

 

どれも個人の主観によるものではありますが、あえて言うならば「システム面以外には文句はない」です。

ドットで構築された不気味な舞台。島外から来た人間は島の人間と会話すると記憶を失ってしまうという、世界から断絶されたかのような島。きこえる鐘の音、波の音……最高じゃないですか。

制限時間をオーバーしてしまうと死んでしまうハラハラ感、そんな中でちょっとずつ明らかになっていく「魔女」という存在についての情報。

 

 

↓ここからすごくネタバレ↓

 

 

 

この島を支配している魔女。魔女が出現したきっかけは、じつは外国から追われて島に流れ着いてきたとある王妃でした。

島の人間は王妃を匿いましたが、島も外敵に侵攻されている最中。島に流れ着く前、夫と子どもを殺されていた王妃は、この島の子どもだけは守りたいと「異世界のちから」を使用しました。

この「異世界のちから」によって出現したのが魔女。魔女は島を守るかわりに人を喰らい始めます。以降島では生贄として人間が差し出されるようになりました。

 

なんだかすごく暗い話なんですが、「最後に魔女はどうなるの?」という好奇心が湧いてきて(こんなこと言うと誤解が生じるかもですが)楽しかったです。

小さな島ではあるものの、思いもよらないところに新しい道があったりして、そういう探検感も良かった。もっとこの世界を見ていたいなーと思えるゲームでした。